オナニーをした後始末で、ティッシュといった紙類を使う人が多いと思います。
吐き出された煩悩の塊をそっと拭き取り、過去と決別するようにゴミ箱へ棄て去る。
このような儀式を経て、世の男はまた前を向いて「今」という瞬間を歩み始める。
包茎の人は見栄を剥いて「今」という瞬間にしごき始める。
ある日、上記の後始末に疑問を覚えた私の元にペットボトルが現れた。
いずれ捨てられる運命にある密閉された容器。元々は液体が入っていた空間。
私の内面を表すかのようなその空虚は、創造性に餓えた未熟な好奇心を挑発してきた。
7行書いてお腹一杯になったので、続きは気が向いたら書きます。